健康診断にするか、人間ドックにするか、それが問題です。

こんにちは、UCnote担当です。
年末が近づき、健康診断をお考えの企業も多いのではないでしょうか。弊社も毎年この時期に行っていますが、スタッフも代表も40歳を過ぎ、いつもの健康診断でいこうか、いっそ人間ドックをしてみようか、と話題になりました。今回は、検診の中でもがんの検診についてのご紹介です。
■がん検診
がん検診は大きく分けて、対策型検診と任意型検診の二種類があるそうです。
▼対策型検診
対策型検診は、市区町村の行う市民検診です。 胃・大腸・肺・乳・子宮と最低限の内容は確保されています。任意型と比べると検査の精度は必ずしも高いわけではありませんが、検査するがんの死亡率が下がるように配慮した検診を低価格で提供できるようにしています。
▼任意型検診
任意型検診は人間ドックやがんスクリーニングなどです。 対策型検診に比べると検診の精度や調べられるがんの種類も多くできますが、その分コストはかかりやすいです。
50歳以上やがん家系など、より罹患率が高まると考える方は両方受ける方が望ましいとする見解もあります。ただし、どの検診も100%の確度はありません。検診で大丈夫だったからと言って過信はできません。
がん検診は、がん発見のために大きく役立っていると考えられるものの、自分で兆候に気付くこともとても大切な要素になります。兆候に気付くための自己判断についても取り上げます。
■自己判断
自己判断は、無料でいつからでもできます。以下に例を挙げておきます。
・胃:食欲がない、好みが変わったりしてないか。
・子宮:おりものや不正出血はないか。
・乳房:乳房の中にしこりはないか。
・食道:飲み込む時につかえることはないか。
・大腸・直腸:便に血や粘液が混じったりしないか。
・肺・咽頭:咳が続いたり痰に血が混じったりしないか。声がかすれたりしないか。
・舌・皮膚:治りにくい潰瘍はないか。
・腎臓・膀胱・前立腺:尿の出が悪かったり血が混じったりしないか。
日常で異変に気付ければ検査のきっかけにしたり、検診の際に問診で伝えてより精密に検査するかの指標になると思われます。
■健康診断と生命保険
多くの生命保険の契約時には、告知内容で健康診断を受けたかどうかを聞かれます。健康診断の内容によっては、契約できなかったり保障の一部が免責されたり、保険料が高くなったりすることもあります。また、がんの保障は、契約後90日間は免責になってしまいます。契約したい保険がある場合には、こうしたスケジュールも考慮することをお勧めします。
■まとめと後記
今回はがん検診について取り上げました。生命保険会社の研修を元に構成しています。話し手はメディポリス国際陽子線治療センター | リゾート滞在型陽子線がん治療 (medipolis-ptrc.org)でした。まとめますと、
・検診は公的なものと自主的に受けるものがあります。
・自分の体の変化に敏感になっておくことも役立ちます。
私も40歳になり、20代の頃の飲みまくっていたツケがそろそろ返ってくる年齢になってきました。がんと診断されたらどうしよう…どうしようもないですね。やることやってダメだったらその時はその時です。なんて達観してそうですけれど、いざとなったらめちゃくちゃ動揺してしまうだろうなぁ。予想できます。
お忙しい中、最後までお読みいただきありがとうございました。
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