2022.09.21 保険知識

生保と損保のいくつかの違い

生保と損保のいくつかの違い

こんにちは、UCnote担当です。
この内容はnoteに2022.7.15にアップした記事を再編集したものです。

弊社では2021年に損保の取扱いを始めました。
保険は保険、大差ないと思うかもしれません。私は思っていました。
確かに保険なのは同じですが、違うところもあるので、考えてみたいと思います。


■生保と損保

▼取扱い商品

生保と損保は大きく分けると第一分野保険・第二分野保険・第三分野保険の3つに分けられています。

第一分野保険は、人の生死に関する保険(終身保険・定期保険・養老保険等)
第二分野保険は、偶然の事故に関する保険(自動車保険・火災保険・賠償責任保険等)
第三分野保険は、身体の傷害、疾病や介護に関する保険(医療保険・がん保険・介護保険等)

生保は、第一分野保険と第三分野保険
損保は、第二分野保険と第三分野保険
を取り扱っています。

▼保険金額

全てではないのですが、基本的な考え方として
第一分野保険は、契約時に決めた一定額が支払われます。
第二分野保険は、実際に生じた損害額を補償します。実損てん補と言われます。
第三分野保険は、一定額もあれば実損てん補もあります。

ちなみに生保と損保では「ホショウ」の漢字が異なります。
生保は保障、損保は補償です。

保障
障害の無いように保つこと。侵されたり損なわれたりしないように守ること。
補償
損害や出費を金銭などで補いつぐなうこと。
広辞苑 第五版より

保障は、自分たちの生活を維持するために。

補償は、他人に与えた損害を補うために。

だから、実損てん補なんですね。 他人に損害を与えて、それ以上に多くもらってしまったら社会通念上あまりよろしくないですからね。
一方足りないと、今度は損害を与えられた側が補償されなくなる可能性も高まってしまいます。自動車保険が義務なのは納得です。

▼契約期間

生保は、長期(10年以上)の契約が多いです。
対して損保は1~5年ほどが多いです。

▼販売代理店の立場

代理と媒介という立場の違いがあります。

代理
①本人に代わって事を処理すること。また、その人。
②ある人(代理人)が、その権限(代理権)の範囲内で、本人に代わって意思表示をし(能動代理)、または第三者からの意思表示を受ける(受動代理)こと。
媒介
双方の間に立ってとりもつこと。なかだち。
広辞苑 第五版より

私には違いがよくわかりません。実際ほとんど同義として使われていると思われます。
ただ保険における、代理と媒介には違いがあるのでそこから考えてみます。
それは、契約受理が出来るか出来ないかという点です。

代理は、契約を受理できます。契約自体は、契約者と保険会社ですが、保険会社の契約権を代理店が有しています。契約者には関係ありませんけれど、保険会社に契約の報告をするという形になります。補償は保険会社が対応します。損保はこちらです。

媒介は、契約を受理できません。あくまで保険に関するやり取りを仲介しているだけです。契約は、契約者と保険会社になります。申込書などは代わりに集めて保険会社に提出する、という形です。生保はこちらです。

代理は、契約権を有して、契約を取り持つ第三者。
媒介は、片方の手続きを手伝う第三者。
といったニュアンスでしょうか。


■まとめ

・生保は人の生死の保険、損保は偶然の事故の保険。
・生保は保障、損保は補償。
・生保は媒介、損保は媒代理。