上皮内がんは保障される?がん・心筋梗塞・脳卒中の保障が拡大中!

こんにちは、世界三大珍味が日本でしか通用しないと知って驚きを隠せない、ユナイトnote編集部です。
三大〇〇とかベスト3とか三種の神器とか、「3」は、日本人の趣向に合っているのですかね。
さて、保険にも三大〇〇があります。それが三大疾病。がん・急性心筋梗塞・脳卒中のことです。
でも実は、ここ数年でこの三大疾病をめぐる保険の内容、少しずつ変わってきているのをご存じでしょうか?今日は、その違いを整理してみます。
がん
がんは、今も昔も診断が確定した時点で給付金が支払われることが多いです。
・90日の免責期間は変わらず→その期間の保険料を割引く会社も
・上皮内がんへの対応が変化
・対象外や半額支払いが一般的→全額支払い対応も増加
・給付回数も「2年に1回」→「1年に1回」へシフト
「がん保険」や「がん特約」でも同様に変わってきています。
急性心筋梗塞
入院で支払われるケースが増えてきました。
・60日以上の労働制限や手術 → 入院や手術で対象へ
・対象が急性心筋梗塞から心疾患全般へ
・給付回数も「1年に1回」へ
ちなみに、厚生労働省のデータによると:
・心疾患の患者数:約358万人
・そのうち急性心筋梗塞:約7.5万人
発症者数ではなく患者数ですが、旧来の保障だと2%ほどが対象。
脳卒中
こちらも、急性心筋梗塞と似た変化です。
・60日以上の後遺症や手術 → 入院や手術で対象へ
・対象が脳卒中から脳血管疾患全般へ拡大
・給付回数も「1年に1回」へ
こちらも同データを見ると:
・脳血管疾患の患者数:約188万人
・そのうち脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血):約158万人
旧来でも8割強は対象です。
保険料払込免除特約
「三大疾病で払込免除」という特約も要注意です。
保障では心疾患が対象でも、払込免除では急性心筋梗塞のみというケースもあります。
逆に、そうすることで保険料が抑えられることも。
細部の違いを確認しましょう。
まとめ
・病気そのものが変わったのではなく、保険や社会の環境が変化中
・条件や対象範囲は会社ごとに異なります
・比較や見直しの際は、違いがあることのご確認を
特に上皮内がんに関しては縮小されている保険に入られている方は多いと思います。
いざという時に思ったのと違った!とならないために、ぜひこのポイントを押さえてください。
※ちなみに、三大疾病も日本独自とのことです(ChatGPT調べ)。
お忙しい中、最後までお読みいただきありがとうございました。
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• より正確な内容を知りたい場合は「■参考」などをご覧いただければと思います。
• 本記事は2024年11月時点の情報に基づいています。
• 詳細は税理士や税務署にご確認ください。
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■参考
▼厚生労働省 令和5年 患者調査 傷病分類編(傷病別年次推移表)
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