2025.10.31 取組

FPに相談したら保険をすすめられた。これって普通?

FPに相談したら保険をすすめられた。これって普通?

こんにちは、先日AFPの更新を終え、「今の生活してるのは資格を取ったからだなぁ」とちょっと感慨にふけったユナイトnote編集部です。

資格取得は、私にとって転職のきっかけにもなりました。

保険募集人のつもりはなかったのですが、人生ってどこで道が変わるかわかりませんね。

さて、私の転職のきっかけになったFP。

よく耳にするけれど、結局FPって何?

資格がないとできない仕事はあるの?

保険業務にFPは必要?

今回は、この疑問を整理してみます。

 


 

結論

FPとは、お金に関して体系的に学び、国家資格を持つ人のことです。

法的にできる仕事はなく権威でもありませんが、生活や経営の判断に役立ちます。

 


 

FPって何?

FPは “Financial Planner(ファイナンシャル・プランナー)” の略です。

単なる金融知識だけでなく、人生設計を踏まえたお金の計画を立てられる人を指します。

私も受験時には、実技としてライフプランを作成しました。

知識を学ぶだけでなく、手を動かして考えることが求められました。

お金の知識で権威化するようなものではありません。

相談者とは対等です。

 


 

FPができること・できないこと

FPにできるのは、一般的なお金の知識を伝えること、そして将来の試算やライフプラン作成です。

ただし、専門的な実務には別資格が必要です。

      • ・法律相談→弁護士
      • ・税金計算・申告→税理士
      • ・不動産契約書への記入→宅地建物取引士
      • ・株式・債券売買→証券外務員
      • ・保険契約の募集→保険募集人

つまり独占業務を持っていない領域に関してはFPは一般的な話しかできません。

 

もし、これらの独占業務を行ってしまうと、罰されてしまいます。

逆に、独占業務を持っているFPは、その業務に絡められるように話を持って行くことが多いでしょう。

弊社も、解決策としての保険を提案していますが、不動産や法律などは一般論以上のことはできません。

 

FP資格は、独占業務はありませんがキャリアのきっかけになることがあります。

企業が採用時にポジティブに見てくれることもあるようです。

私自身もFP3級を取得したことで、飲食業から保険業界への転職に繋がりました。

知識は、インターネットやAIなどの発達により軽んじられやすくなりますが、知識がなければ判断ができないこともあります。今でも知には力があると思います。

 


 

💰FPの働き方

FPの働き方はさまざまです。

専門職や銀行員として収益を上げる方もいれば、講演や原稿料、個別相談の手数料で収入を得る方もいます。

働き方によって、より客観的な態度もあれば、専門職寄りの方など様々でしょう。

ちなみに弊社の主な収益は保険販売によるものです。

つまり「相談料無料・実行支援有料」です。

もしFPから直接保険を契約した場合は、そのFPは保険募集人として販売手数料を得ています。

FPから募集人を紹介された場合は、FPは紹介料などを得ることもありますが、その方次第です。

 


 

🏷️FP資格の種類

FP資格は大きく2つに分かれます。

▼国家資格:ファイナンシャル・プランニング技能検定
 3級・2級・1級があり、誰でも受験可能です。
多くの方がまず目指すのがこの資格。一度取得すれば生涯有効です。
取得すると「ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗れます。
私は名乗る権利はありますが、まだ名乗ったことがありません。

▼日本FP協会の民間資格:AFP・CFP
AFP:2級技能士以上が、所定の研修・課題を修了して登録。
CFP:AFP保有者がさらに6課目の試験と実務経験を経て認定。
2年ごとの更新には、講座受講や会費の支払いが必要です。

弊社は全員2級・AFPを保有しています。

 


 

📚FPの知識領域

FPの学習範囲は広く、以下の6分野に及びます。

      • ・ライフプランニングと資金計画
      • ・リスク管理(保険など)
      • ・金融資産運用
      • ・タックスプランニング
      • ・不動産
      • ・相続・事業承継

すべてを深く理解している人は少なく、得意分野を活かして協力することが現実的です。

弊社も保険代理店なので、不動産分野は正直そこまで得意ではありません。

 


 

まとめ

      • ・FPは、お金の知識と計画力を持つ資格者。
      • ・FP資格だけでは保険募集はできない(保険募集人登録が必要)。
      • ・AFP・CFPは、継続的な学びを通じて専門性を磨く仕組み。
      • ・得意分野は人それぞれ。相談時には「どの分野に強いか」を確認すると安心。

FP資格は、単なる資格取得ではなく、人生や仕事を考えるための道具です。

資格まで取らずとも学んでみると役立つところがきっとあります。

「今とこれから」を考えるきっかけとして、ぜひ活用してみてください。

 

お忙しい中、最後までお読みいただきありがとうございました。

※注意点

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より正確な内容を知りたい場合は「■参考」などをご覧いただければと思います。

本記事は2025年9月時点の情報に基づいています。

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■参考

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